【 高齢者施設で自由な生活 】はできるのか？安心に生活するために。

高齢者施設で生活すると、自由がなくなる？

確かに。家よりは自由がなくなります。代わりに安全が重視されます。自由：安全何が大切なのでしょうか？答えはありませんが、少しでも良い生活が送れるように考えていきましょう。

こんにちは。

年齢を重ねて家で生活することが難しくなってくると、本人も家族様も施設入所を考える人が増えてきます。

本人は、本当は家に居たいのに、家族に気を使って、施設もやむなしと思っている方も多いと思います。家族様も家で見れるなら、家で見たい気持ちもあり、すごく悩まれて、施設入所を考えます。本当に気持ちは察します。

家でいると施設に入るのが、どちらが良いのかは答えがありません。ただ、入所を考えるなら、まず施設の種類はよく考えてください。

もちろん経済的な事が一番に考えていいと思います。長く払い続けるなら無理のない支出の中で考えてください。

できるだけ綺麗なところで、多少お金がかかっても、家族のためにと思い、少し無理をしても、それが出口の見えない支出なら、苦しくなってくる可能性が高いです。

施設を選ぶなら注意してください。基本的に施設は安全管理義務を負うので、利用者にあまり自由に動かれて、怪我をされるのを嫌がります。

家族様も、家族に怪我をさせたいと思う方はいないと思います。その代わりに自由がなくなります。これを良いと思うか、思わないかは、本当に人それぞれです。

事故が生じた場合における介護者の責任の種類としては、大別すると、法的義務とは別の道義的責任、法的義務のなかでは刑事責任、民事責任と行政上の責任に分けることができます。介護事故で最も問題となる安全配慮義務について説明したいと思います。

介護事業者にとっての安全配慮義務とは、介護事業者が、介護サービスの提供にあたって、被介護者の生命、身体、財産といった権利、利益を侵害することなく安全にサービスを提供する義務をいいます。

かかる安全配慮義務に反していたと認められた場合、介護事業者は、被介護者に生じた損害に対して、民事上の賠償を行う義務が生じます。

安全配慮義務違反を問われないため重要なのは、リスクマネジメントで、まずはリスクの把握、確認のため具体的な事故事例やヒヤリハット事例、各職員が気づいた情報や苦情を情報収集し、共有することから始まります。

そのうえでリスクを分析し、人、環境、管理、技術といったどのレベルの問題点なのかを整理し、リスクの大きさを分類したうえで対策を練ることになります。

対策としては、リスクとなる要因そのものを取り除くこと、事故発生の確率を減らすこと、事故が生じたとしても損害の程度を軽減するための対策を講じること、リスクの現実化に備えて保険をかけること等、様々です。

結局、難しい話をしていますが、難しく考えないで、事故が起きた時に、介護士が責められないように、利用者の行動を制限してしまう事があります。誰でも裁判や訴えられるのは嫌ですから。

だけど、良い事も？・・・家族様が怪我をしないかもしれません。だから、家族様によく考えていただきたいのは、怪我をしない、できるだけ長く生きてもらいたい、そう思うのならこういう行動もある程度認めないといけないのかもしれません。

結局介護には答えがないのです。人それぞれ考え方が違います。

だから、家族様は必死に悩んで何を優先するか考えています。介護士の僕としてはその気持ちにできるだけ、寄り添いたいと思っています。

偉そうに言ってすみません😱

家族様に言いたいのは、どんな決断をしても、正解や、不正解はありません。色々悩んで、自分の考え、決断したから、自分の気持ちを認めてあげてください。お願いします。

そう、言いたいところと悪い所がある施設ですが、怪我をしない、長生きする、自由が少ないなど一長一短はありますので、何を優先するか、考えてみてください。お願いします。😊

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