意外と人数が多い認知症の種類。
しかも、まだら認知症だから、判断が困難
この記事では、脳血管型の認知症の、特徴ついて理解する為の役立つ情報を提供します。
認知症の方と接するのは、難しい部分もありますが、丁寧な対応は、必ず心に届きます。
脳血管型の認知症の方との接し方などの内容となっていますので、ぜひご一読ください。
脳血管型認知症の特徴を理解するためには?
『母の最終講義』(最相葉月著、ミシマ社)を読みました。
— 梅田 智弘 | 翻訳会社テクノ・プロ・ジャパン (@TU_TPJ) March 6, 2024
54歳で脳血管性の若年性認知症になったお母さんを30余年にわたって介護してきた最相さん。介護とそれに伴う諸問題で心身共に限界だった時期もあるものの、晩年はお母さんが身をもって自分を鍛えてくれていると思えるようになったと。 pic.twitter.com/hidkO9tv7m
脳血管型認知症は、脳の血流が障害されることによって引き起こされる認知症の一種です。
症状は、思考能力の低下、判断力の低下、記憶障害、言語障害などが含まれます。
症状は血管障害が起こる脳の部位によって異なり、アルツハイマー型認知症と似た症状も見られる事もあるよ。
脳血管性認知症の原因は?
脳血管性認知症の主な原因は、脳血管障害です。
脳血管障害にはいくつかの種類がありますが、一般的な原因は以下にみられるものがあります。
・脳梗塞
脳血管が詰まることによって、酸素や栄養が不足し、脳細胞が死滅する状態です。
脳梗塞は、血栓や塞栓(えん)によって引き起こされることがあるから。
・脳出血(のうしゅっけつ)
脳内の血管が破裂し、出血が起こる状態です。
脳内出血は、血管の病変や高血圧によって引き起こされることがあるよ。
・くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)
脳の表面にあるくも膜下の血管が破裂し、出血が起こる状態です。
くも膜下出血は、頭部外傷や動脈瘤(どうみゃくりゅう)の破裂などが原因となることがあります。
脳血管障害によって、脳の血流が阻害されたり、脳組織に異常が生じたりすることで、脳血管性認知症が発症する可能性が高いです。
食事療法は有効?
食事療法の一つとしては、高血圧の予防のために塩分摂取を制限し、バランスの取れた食事を心掛けることが重要。
糖尿病や耐糖能異常は認知症のリスクを高めることが知られており、血糖値の管理や糖分の摂取制限が推奨されます。
ビンスワンガー病とは?
ビンスワンガー病って、聞きなれない言葉だよね
ビンスワンガー病は、血管性認知症の一種であり、脳の小さな血管の損傷による脳の白質の広範な損傷を特徴とする疾患です。
ビンスワンガー病では、皮質下虚血による広範な白質高信号(WMHs)が見られ、患者は典型的には局所的な神経学的所見、歩行障害、認知機能の低下などの症状を示します。
この疾患は、高血圧や糖尿病、脳血管障害の既往などのリスク要因と関連しており、神経症状とともに徐々に認知機能が低下していくよ。
脳血管型認知症の主な周辺症状。
脳血管性認知症は、教科書的には症状進行は「階段状」とされていますが、家族にどう進行してきたかを聞いてもはっきりとしないことが多い印象です。経過の聴取では、アルツハイマー型認知症との鑑別はなかなか難しいのではないかと思います。合併例も多いですしね。 pic.twitter.com/elH0KPDaxx
— るり🍀 精神科医 (@ruri_psychiatry) May 10, 2024
言語障害
脳血管型認知症では、言語の理解や表現に問題が生じることがあるよ。
患者は単語の忘れや言葉のつっかえ、文章の組み立てに困難を感じることがあるよ。
記憶障害
脳血管型認知症では、短期記憶や長期記憶に問題が生じることがあります。
日常の出来事や過去の情報を思い出すことが難しくなることがあります。
空間認識の障害
脳血管型認知症の患者は、空間の把握や方向感覚に問題を抱えることがあります。
場所や道に迷う、物の配置や距離の判断に困難を感じることがあります。
脳血管型の認知症の介護の方法?
食べないで..「脳が腐る」認知症になる危険な食べ物
— よしなり (@yoshinari1978) April 13, 2024
7位 白米
・過剰な糖は炎症の原因になり血管が詰まる原因になる
6位 菓子パン
・白米よりも糖質過剰になりやすい
5位 バラ肉
・動物性脂質が動脈硬化の原因になる
4位 カルビ
・動物性脂質が動脈硬化の原因になる
3位 ベーコン… pic.twitter.com/siCJ6prfhZ
日常のルーティンの確立
認知症の方は定型化された日課やルーティンを作ることで、安心感を高めます。
起床時間や食事時間、お風呂の時間などを一定にすることで、予測可能な日常生活を提供します。
ある意味、自由が無いように見えますが、認知症のかたは、毎日の流れが異なると戸惑う方がおられます。
リハビリテーション
脳血管型認知症の患者さんには、リハビリテーションが効果的です。
理学療法や作業療法などを通じて、機能の維持や改善を図ります。適切なリハビリプログラムを専門家と相談し、実施しましょう。
安全な環境の整備
家の中や周囲の環境を安全に整えましょう。
転倒やけがのリスクを減らすために、床のすべり止めを使用したり、家具の配置を工夫したりします。
注意力の低下があるため、ガスや電化製品の使用には十分な注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
脳血管型の認知症の特徴を理解
脳血管型の認知症の周辺症状
脳血管型の認知症の介護の方法
について記事を書いてきました
皆さんのお役に立てればと思います。
ポジウィル株式会社
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